マルタンマルジェラ
こんにちわデザイナーのツダイサオです。
今回はコレクション紹介第2弾ということでマルジェラのスプリットターン型ブレスレットを紹介したいと思います。 レザーブレスレットの基本型はこちらの記事から。
サイズは高さが6.8cm、レザーの厚さが本体3.0mmでベルト部分が2.5mmとかなり大ぶりなデザインになってますね。 マルジェラ特有のタグの番号は11、アクセサリーラインのもので、いわゆるここのえ期と呼ばれた時期のものです。
かなり厚みもある滑らかなレザーでボリューミーで高さかなりあるデザインなのに不思議とそれを感じさせない絶妙な感じです。 さすが。
細かくデザインを見ていくとなんかスプリット型なのに前回紹介したアンダーカバーのものとはずいぶん雰囲気が違う、そうバックルの付いている位置がだいぶ違うんです。
アンダーカーバーのバックル位置はオリジナルのスプリット型を踏襲してる
オリジナルの型(ジョニーロットンが着けていた)でスクエアリングがついていた部分
マルジェラはココからスプリットベルトがスタートしてます。 つまりベルトとスクエアリングの位置が逆転してるわけです。 そしてそれに合わせてバックルの向きも逆になってます。
あとオリジナルと違うのはスクエアリングを使用せずにレザー本体にベルトが通る穴が開いているところですね。
スプリット部分のデザインは定番の感じですね
ベルトの始まる部分が違うということでベルトが通常のものより長くなってます、そしてそのデザインがもたらす影響が絶大でそれはどういうことかというと
これです!
このベルトが集まってる感じ。
スプリットターン型でありながらまるで5ラップブレスのようなベルトの集合感
このためにベルトの太さはオリジナルを踏襲しながら高さが高くなってるんですね
ベルトとスクエアリングの位置関係を逆転させるという仕掛けでまるで基本構造は同じなのにスプリットターン型ではないまったく別のデザインに見えてくるのだから面白いです。
今回の紹介は以上です、また次の記事でお会いしましょう。