アンダーカバーのレザーリストバンド
こんにちわデザイナーのツダです。 今回は私のコレクションしてるレザーブレスレットを紹介したいと思います。
超マニアックな内容になってますこんな世界もあるんだーって楽しんでいただければ幸いです。
・ロットンタイプという沼
このカタチ、沼です
第1回はこちらアンダーカバーのレザーリストバンド。 所謂ジョニーロットンタイプと呼ばれるデザインの2008年前後のもので当時は芸能人が身に着けていることも多かったから見たことある人もいるんじゃないかな?
これを手に入れたときから私のブレスレットコレクションが始まったという記念すべき一品です。
何がかっこいいってヴィンテージ加工(エイジング加工)されたレザーと金具類、そしてその加工が映える茶芯の肉厚顔料レザー、めちゃくちゃロックを感じますね。
・全体的に
全体的に大ぶりのリストバンドで、高さは53mm、革の厚みは本体部分3mm、ベルト部分は2.5mm程度、この絶妙な厚みとちょっとだけ高さのあるシルエットが実にレザーブレスレットらしい佇まいを醸し出してます。
・ベルトのサイズと剣先のデザイン
スプリット部分のベルト幅が13mm幅2本→15mm幅1本へ、そしてこのデザイン最大の特徴ベルトの剣先がアシンメトリー(左右非対称)になってるところ! 初めて見たときはなんじゃこりゃかっこいいってなりましたね。
・ベルトの幅に対してバックルそのものが大きい。
バックルが大きかったり、一個だけ金具が真鍮だったり
ふつうは15mmのベルトであれば15mmのバックルを使用しますが、このモデルでは18mmのバックルが使用されてます。 そしてこの微妙にでかいサイズなのがかっこいいんですよね。
金具類はシルバー系のおそらくニッケルメッキの艶消し加工されたもので、バックルとスクエアリングは芯材が鉄、ハトメの芯材が真鍮。
ロットンタイプはこの金具類が特徴的で、スクエアリングとベルトを留めている革に普通ならリベットを使用する部分にハトメが使われていたり、バックルを留めている革にはメッキなしの真鍮のリベットが使われてたりします。
そしてディティールとして重要なのがバックルでローラーバックルと同じ曲げ加工で作られているけどローラーは付いていないという面白い仕様。
こういった細かいディティールの数々がほんとに面白くて色々集めるきっかけになりました。
まだまだたくさんあるのでまた紹介したいと思います。 次回はPEEL&LIFTにしようかな。